utanariについて


日本の定型詩、とくに上代から中古、中世の和歌をまとめたデータベースです。

洗練された古典美と格調高いインターフェースの統合を目指します。

 

部立て

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春夏秋冬に加えて、恋、哀、旅、雑の八部に分かれています。

その他の分類(賀歌、離別歌など)は内容に応じて上記の分類に振り分けています。

 

参考文献

『古今和歌集』久曽神昇訳注(講談社学術文庫)

『新訂 新古今和歌集』 佐々木信綱校訂(岩波文庫)

『藤原定家歌集』佐々木信綱校訂(岩波文庫)

『和漢朗詠集』川口久雄訳注(講談社学術文庫)

『やまとうた』 http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/

『トロント たきのおと会 新古今和歌集』 http://www.karuta.ca/koten/koten.html

 

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今ぞ聞くこころは跡もなかりけり
雪かきわけて思ひやれども

今ぞ聞くこころは跡もなかりけり雪かきわけて思ひやれども

後徳大寺左大臣(徳大寺実定) – 新古今和歌集 664

 

今そのような便りを受けて驚いています。私の想いは雪を掻き分けてあなたのもとを訪れていたというのに。心に足跡はなかったのですね。

※藤原俊成「今日はもし君もや訪ふとながむれどまだ跡もなき庭の雪かな」を受けた返歌。

今日はもし君もや訪ふとながむれど
まだ跡もなき庭の雪かな

今日はもし君もや訪ふとながむれどまだ跡もなき庭の雪かな

皇太后宮大夫(藤原)俊成 – 新古今和歌集 663

 

今日はひょっとすると君が訪ねてきてくれるのではないかと思って庭の雪を見ているのですが、まだ足跡はありませんね。

「雪のあした、後徳大寺左大臣の許につかはしける」歌。返歌はこちら

かくとだにえやはいぶきのさしも草
さしも知らじな燃ゆる思ひを

かくとだにえやはいぶきのさしも草さしも知らじな燃ゆる思ひを

藤原実方 – 後拾遺和歌集 612 (小倉百人一首 51番)

 

これほどまでにあなたを思っているのに、それを言うことができないのです。あなたはご存知ないでしょう、私の、この燃えるような恋心を。

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