晴るる夜の星か川辺の蛍かもわが住む方に海人のたく火か


晴るる夜の星か川辺の蛍かもわが住む方に海人のたく火か

在原業平朝臣 – 新古今和歌集1589 (伊勢物語 第八十七段)

 

あの光は、晴れた夜の星だろうか、川辺を舞う蛍だろうか。それとも、私の住む芦屋の里で漁師たちが焚く火だろうか。

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わが戀は知る人もなしせく床の
なみだもらすな黄楊の小まくら

わが戀は知る人もなしせく床のなみだもらすな黄楊の小まくら

式子内親王 – 新古今和歌集 1036

 

わたしの恋を知る者はいない。せきとめている涙をもらして人に知らせないでおくれ、黄楊の小枕よ。

※枕は持主の心を知るものとされていた。黄楊(つげ)は「告げ」とかけられている。

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